経済・政治・国際

経済・政治・国際

書評「交雑する人類」(デイヴィッド・ライク著)

いまから30年前、小学校から中学校で教育を受けた40代以上の世代は、人間の進化というものは、木が幹から枝に向かって分かれるように一直線の道筋をたどった、と教科書に書いてあったことを覚えていると思います。つまり、現生人類はそのように枝分かれし...
書籍・雑誌

書評「ドローン情報戦」(ブレット・ヴェリコヴィッチ著)

世界規模の大戦争は見られなくなり、平和な世界になったかに見える日本社会ですが、世界を見渡せば、民族紛争や局地戦は至る所で起こっている現実に気づきます。そしてそれ以上に、「戦争のあり方」がここ10年で激変していることが分かってきます。今回紹介...
書籍・雑誌

書評「シーア派とスンニ派」(池内 恵著)

中東情勢というものは、私たち日本人からすると、「複雑怪奇」で理解が難しい、というのが正直な印象だろうと思います。かくいう私も例外ではありません。特に理解が難しいのは、イスラム教という宗教をどう理解するか、という点です。私はキリスト教の牧師と...
書籍・雑誌

書評「11の国のアメリカ史」(コリン・ウッダード著)

「アメリカ」という国は、色々な意味で話題に上る国であることは間違いないでしょう。とりわけ、トランプ大統領の就任は私たち日本人にとっても衝撃でしたし、当のアメリカ人にとってさえ、少なからずそういう面があったと思われます。なぜ彼のような人が大統...
経済・政治・国際

参院選を前に思うこと

参議院選挙がいよいよ来週の日曜日に迫ってきています。このところ、報道各社の世論調査によれば、「改憲勢力が3分の2に届く勢い」と報じられています。例えば朝日新聞の以下の調査。 「改憲4党、3分の2に迫る 朝日新聞・参院選情勢調査」 この調査は...
キリスト教

安保法制とキリスト者について

久しぶりの投稿になります。この間、色々な事を考えてはいたのですが、なかなか考えを「まとめる」時間がありませんでした。しかし、この問題については、自分の考えを表明しておかなければ、と思いましたので、投稿したいと思います。 ご承知のように、安...
キリスト教

秘密保護法案の成立を受けて思うこと

かねてから懸案となっていた、秘密保護法案が衆議院で可決されました。まだ参議院の審議が残っていますが、事実上、成立したとみて良いでしょう。この法案については多くの問題点が指摘されています。法案の中身そのものについては連日のように報道されている...
キリスト教

キリスト者として、自民党の改憲草案に反対する

世の中は12/16の衆院選に向けた動きで、にわかに色めき立っています。 現在の所、世論調査では自民党が第一党を確保する可能性が高い訳ですが、仮に自民党が政権を取った場合、改憲を目指した動きが活発になる可能性は、決して低くはありません。 そこ...
経済・政治・国際

責任に応じた報酬を与えることの必要性

久しぶりのブログ更新になります(先日、別の記事を書いたのですが、アップする直前、ショートカットキーの押し間違いで全てパーになりました)。 今日は、この河北新報の記事を題材に、政治家の報酬について思うところを書きたいと思います。 町議の生...
キリスト教

「原理主義キリスト教」再考

アメリカという国は、世界のキリスト教の潮流の中でも非常に特異な位置付けを持った国です。とりわけアメリカにおいて福音派と呼ばれる勢力は、「キリスト教原理主義」とも言われ、イスラム原理主義との連想から、非常に極端な人々とみなされている、という現...
経済・政治・国際

JR北海道社長の自殺に思う

JR北海道の社長が脱線事故に関係して自殺をされた事件についての記事を新聞で読みながら、複雑な感情を抱きました。日本社会では、人命に関わるような事故を起こした組織の長、あるいは大損失を出した企業のトップが、事後処理もままならないなかで自らのい...
キリスト教

いま、改めて「聖戦論」を問う

今日は広島への原爆投下日です。原爆資料館を3度訪問し、広島に3ヶ月ですが在住した者として、この日を厳粛な思いで迎えました。 ところが、一昨日のことですが、以下のような記事が朝日新聞の一面に掲載されました。 米空軍、核使用に聖戦論─ミサイル...
経済・政治・国際

エジプト問題を考える

久しぶりのブログ更新になります。このところ、ちょっと考えたことはすぐにTwitterにポストしてしまうので、なかなかブログ「記事」にするほどネタが「溜まらない」状況が続いていましたが、やっと書けそうな気がします。 現在メディアに登場し...
キリスト教

「正義の戦争」を考える

このところ、政治ネタが多くなっていますが、今日はある神学者の記事をもとに、考えてみたいことがあります。 以下の記事は、アメリカの著名な組織神学者の Wayne Grudem 氏が、ある裁判についての感想を CNNに投稿したものです。 福音派...
キリスト教

続・尖閣諸島問題に思うこと

9/28に「尖閣諸島問題を考える」と題してポストした記事は、毎日千単位のアクセスを誇る「小さないのちを守る会」の水谷先生のブログからリンクされたこともあり、当ブログ始まって以来の数百単位のアクセスがありました。 改めて、先生のブログの影響力...
経済・政治・国際

尖閣諸島問題に思うこと

所属教派の60周年記念大会に出席していた先週末の3日間、ニュースから遠ざかっていましたが、世は中国船の船長の釈放をめぐって大騒ぎになっていたようです。 「国辱」「弱腰」「こんな屈辱は経験したことがない」「迷走」「誤算」等々の文字が、インター...
日記・コラム・つぶやき

「情」を第一にする政治はいらない

民主党の代表選挙ほど、私たち一般人の感覚と乖離しているものも、無いのではないかと思う今日この頃ですが、とりわけ以下の記事には衝撃を受けました。鳩山氏「ボクはなんだったんでしょう」 「ボクはいったい、何だったんでしょうね」という鳩山氏の発言に...
キリスト教

靖国問題を考える(1)

昨日は終戦記念日でした。この日になると、俄然メディアの中心事となるのが、政治家の靖国神社への参拝問題です。現政権の閣僚は全員が参拝を控えたのに対して、以下のニュースが。自民 谷垣総裁ら靖国神社参拝 NHKニュース谷垣総裁は、某ブログで、あの...
パソコン・インターネット

ITを使いこなせない国、日本

日本といえば「技術立国」などと言われ、私たちも何となくそのように感じながら日々暮らしていますが、実際には優れているのは製造業(それも現在は中国と韓国に追い上げられている)だけで、ITを使いこなすという点においては非常に心許ないのではないでし...
経済・政治・国際

普天間問題についての雑感

これまたホットなissueであり、メディアに取り上げられないことは無いほどですが、なかなか興味深い視点を得られる記事を読んだので紹介したいと思います。【佐藤優の眼光紙背】鳩山内閣の崩壊は誰の利益に適うか? 著者の佐藤優氏については、私は必ず...